Q.水彩絵の具について教えて!

水彩絵具には固形(パン)チューブ入りがあります。
使いやすい方を選んでみてください。


固形絵具は自分でパレットを作ったり、チューブから出す手間を省けたりするので、携帯に便利です。
野外スケッチなんかは、固形を使っている方が多いように思います。

一方、チューブは絵具や水の量の調節が簡単です。
混色も簡単で、好きな比率で混色できるので、色を作るときは失敗が少ないです。
私もチューブを愛用しています。
ただ、前述したとおり、色数が多くなってしまうとどうしても持ち運びには不向きかな…と思います。

水彩絵具を混色して使うときについてお話します。

水彩絵具の混色は、オリジナルの色を作り出せて、味のある作品にしあげることができるので、水彩の醍醐味であるといえます。
しかし、絵具の特徴として、混色すればするほど彩度が下がってしまうんですね。

つまりどんなに綺麗な色でも混ぜれば混ぜるほど濁ってしまうんです。
これが、マッド水彩のときに色数が少ないことが痛手だ、と書いた理由です。


一番のお勧めは原色を使うことですが…私自身、そんなに色数は持っていません。
基本色で24色セットをかなり長く使っています。
グレーやピンクなど、淡い色は作るのが面倒だったり…(笑)同じ色を作るのが大変だったりするので、別個で買い足しています。
水彩画を始めるのに、たくさんの色数を揃えなければできないということはないので、気軽に始めてみてほしいです!




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